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猫をこよなく愛し博士修行に励む日々

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Author:riel
アメリカで博士号をとり、近々大学の助教授となります

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郷に入れば
前回のエントリーから、ふと色々なことを考えていました。
私はアメリカ人と結婚したからという事で、アメリカよりの考えなんじゃないか?
という事を昔とある知人に言われた事があるんですね。
何でそんなこと言われるんだろう? ワタシャ、めちゃくちゃ日本人だけど
と思ったことがありました。

多分、これは自分の苦い経験や、人の振り見て我が振り治せという教訓から。
昔々、もう17~8年前初めてアメリカに留学してきた時、
カルチャーショックやら、留学の辛さやらで、兎に角アメリカ人嫌いになった
そういう時期がこの私にもありました。
その頃の友達というのは、殆ど同じく外国人生徒ばかり。
なぜなら、愚痴をこぼしやすかったし、アメリカ人の悪口を言い合えるわけで。
自分が好きで留学してきたけれど、
価値観の違いに戸惑いや怒りがあったのでしょう。
全部、アメリカ人のせいにしておくと楽だったのもあるんですね。

そして、時は変わって学部を卒業して日本に帰り就職したときの事。
外資だったので、周りの多くを外国人に囲まれて仕事をしていました。
その中で、所謂エクスパット達は
大概六本木・赤坂・青山だけを拠点として居ました。
つまり、外国人だけの中で生活をしようとする人が多かった。
そして、アメリカの大学を卒業しているからアメリカナイズされているだろうと
まぁ、私に向かって真顔で日本文化や日本人への悪口のオンパレード。
『なんでもかんでも海草巻いてたべりゃぁいいってもんじゃない』(笑)
『なーんで、いつも只ヘラヘラ笑ってるだけなんだ? 気味が悪い』
『Yesなのか、Noなのか全然わかりゃしない』
『意味もないプレゼントを貰って返って気味が悪い』等々
という、ただ日本人を思っての忠告ではなく、アカラサマな中傷。
これに、腹が立つ毎日だったのです。
外国人だけでつるんで生活して、日本人の事を知ろうともしないのに、
いったい日本の何が分かるんだ? とイラつく毎日。

が、ふとはっと気がついたのです、自分も全く同じ事をアメリカでしていた事。
同じ事とは、相手を知ろうとする努力もせずに、
ただ『異なる』と言うだけで批判。
アメリカ人の友人を作ろうともせずに、ただ
『アメリカ人は◎◎だ、××だ』と言っていた事。

ちょうど時期を同じにして知り合った私の夫が、
とある日本文化を嫌いながら日本に住み続けるアメリカ人が、
『日本人は自分の事を全く理解しようとしないし、
 僕も彼らのことを理解できない』
と言うので、一言言ったのです。
『If you want to be understood, you need to understand them first.』
そして、外国人だけでかたまって
日本人の悪口大会をしている様子をみて夫が又一言。
『Misery loves company.』
これはね、自分の昔を思うと、とっても痛い言葉でした。
そんな時期以来、私も色々考えて行動するようになりました。

それは、未だに文化の違いから、不服に思ったり、嫌な思いをしたり、
価値観の違いから、納得できない事も多々あります。
が、その出来事以来、出来るだけアメリカ人社会に入っていく努力をしました。
そして、意識的に、外国人だけの塊の中で、アメリカ人批判をしないように
と思うようにもなりました。 
なぜなら、そりゃそのほうが楽だからです。 
まさしく、Misery love companyという状態になるわけです。

日本人が日本人たる所以は、日本の文化や歴史の中にあるわけで、
(それが、良い物でも悪いものでも)
アメリカ人がとる行動も言動も、その文化や歴史から来ているわけです。
それはきっと書物を読んだだけでは、心から理解できないのだと思います。
その人達の生活中に飛び込んでみて、内側から初めて分かる事も多い。
英語の問題やら、カルチャーショックの問題で、
簡単に出来る事じゃないと思います。
自分も、アメリカ生活が長くなったからこそ、出来る事で、最初からは無理。
それでも、やっぱり努力はすべきだと思うのです。

自分と異なるものと出会ったとき、先ずは自分を振り返らねばいけないということ
まだまだ、私も日々修行中です。
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