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猫をこよなく愛し博士修行に励む日々

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移民事情と推論
相変わらず忙しさに感けて、こちらのほうは放置に近い状態です。
Mixiのほうだと、友人のみで気楽にワイワイ話しているので、
書くことに異様に神経質にならなくて済むのですが、
公開している場所では、どうしても色々考えあぐねて書こうとして
中々筆が進まない状態でいます。。。という言い訳ですが。(笑)

とても興味深いニュースを目にしたので、書きとめておきます。
大統領選の中でも重要視されている移民法に関する話題。
何が話題になっているのかというと、
簡単にいってしまえば、所謂Nativist、移民が増えることを嫌っている人々の
意向を反映して、移民に対する法律を厳しくしようとする動きがあります。
その代表的な意見としては、移民達、とくに不法移民達はアメリカの公共費を
食い散らかしているというような内容のもの。
『行き成り外の国からやってきて、いいとこ取り』
という感情論も含まれての内容。

殆どが感情論からの推定から来ているのだという事は、
私も色々読んで感じていました。
自分が移民だという事もあるので、
その逆感情論からアメリカ人を攻める事もできますが、
事大きな問題となると、感情論で解決できるわけでもないし、
返って感情論が、事を悪化させる事も見てきました。
(個人的な感情でいえば、この国はネイティブアメリカンを除けば
 皆移民でしょ。
このNativist達の推論が、ロサンジェルスで行われた研究結果によって
結局は推論に過ぎ無いどころか、実は逆の結果がでたというお話。
記事はこちらです。
http://www.latimes.com/news/printedition/california/la-me-immigrants27nov27,1,1945804.story?coll=la-headlines-pe-california&ctrack=1&cset=true

ロサンジェルスにおいての救急病院の経費のなかで、
不法移民のために使われたものが大変多いのだという仮定を立てての実験。
実験方法、実験サンプルの数等々を見てどれも信頼性の大きい実験の結果が
『実は事実はその逆で、不法移民の救急病院の使用は少ない』というもの。
この記事の最後にある開業医のコメントが、全てを語っている気がします。

"My gut would have told me that they'd be higher users of emergency services because they're not coming in for routine, preventive care," he said. "This kind of study is really important because it forces you to look at the data and rethink your assumptions."
(Los Angels Times: By Mary Engel、11/27/07)

自分も含め(大いに含め^^)、推論で物事を語るのは
本当に恐い事だと思わされる一件。
私たちは、日々の生活の中でどれだけ『推論』を『事実』とした上で、
物事を決め付けているのだろうか?と考える事が最近多いです。
一度誰かについた印象をもって、その後の全てを決め付けてしまう事の恐さ。
私のここ最近のモットーは、『Do not assume!』。
これ、日々やってみると本当に難しいし、
自分がどれだけAssumptionで物事を見たり、
行動をしたりしているか気がつきます。
そう思うと、Nativistたちを只責め続ける事が解決方だとは思いませんが、
こうやって実証する研究結果が出る事は、
そういう意味でも大切な事だと思いました。
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おず
確かに感情論や推論だけで物事を決め付けるということは毎日していると思います。反省反省。。。

人間は未知なものには不安になる。それなので、ありとあらゆる経験や知識を総動員し、自分を守ろうとする。その「守りの手段」として、推論がBaseとなった意見というのが出来上がりやすいのではないかと思います。

では仮に、ObjectiveなResearchが全く正しいのか。それも違うと思うんですね。そして常にObjectiveな意見に出会えるのか。出会えないことの方が多い。なかなか興味深いです。

私自身は逆に移民なので、しっかりしてもらいたいという気持ちがあります。確かに移民でできた国ではありますが、『国』として発足し、法律が出来た時点で、一国として国民を守らなくてはいけないと思うんですね。もともと移民の国だから移民をずっと守るべきというのはどうなんだろう?それでは守られるべき自国民は?例えば言語。このまま多言語化が進み、意思疎通すらままならなくなったら、この国の行く先はどうなるのか。そういう不安も感じます。

多方面からみた政治をしてくれるといいですよね。。。
2007/11/29(木) 23:22:18 | URL | [ 編集]
riel
おずさん、こんばんは。
そうなんです、私もこのところ勝手な推論だけで物事を見ないようになんていう事を意識して暮らしてみたら、これが結構大変。思い込みで決めている事が結構多い。

でも、おずさんがいうとおり、決してObjective realityだけが事実じゃないんですよねぇ。 この辺りの意見をコンプの試験で私も聞かれたりしたんですが、『立証されていないもの=信じられない』という構図は無理があると思います。 真実って一つじゃないはずと思うし、そう思ったら奢っていると思う。
そして、世の中には立証されていない事が殆ど。 

移民、難民の問題はアメリカ国内でも賛否両論ですね。 実際ソーシャルワーカーである人達も、国内の問題が沢山あるのにという考えの人も居ます。 実際、『英語のみ使用』を決めている市町があるほどですから、それに対しての恐怖感は理解できるのですが、少しでも良い状況で暮らしたいと思う人々を受け入れる寛容性がアメリカのユニークな部分でもあったと思っています。 その変化が911以降に起こっているわけで。実際、この不法移民が居ないと国としても経済的に成り立たないとも言われていたりして、私としてはおずさんと反対で(^^)、法律をもう少しゆるくして欲しいという思いです。移民法をきつくしても、メキシコとの国境に万里の長城を作っても、手口が巧みになるだけで、不法移民の数は変わらないと思うのですが。
 
ただ、何時もアメリカがかわいそうだと思うのは、こういう弱者を助ける話となると世界のリーダーシップを要求されて、その介入がいきすぎると『でしゃばるな』と言われる事だと思います。 コソボの時も、アメリカが介入しなかったことを、相当後々まで叩かれていたのを覚えています。 

おずさんが仰るように、一つの国家としての国民を守る責任も、本当に色々感じることが多いです。 結局は全てバランスなのでしょうか。 そして、アメリカ国民の不安というものを、おずさんのコメントがとても上手く説明してくれていると思いました。 まさしく、私が自分達側だけの感情論をぶつけるべきじゃないと思うのは、そういうアメリカ国民の気持ちも考えるべきだと思います。 簡単に切り捨てて語るべきことじゃないと実感しています。 

ご意見ありがとうございます!
うーん、こういう意見交換ができて嬉しいです! ここからまた色々自分も考えだしています。
2007/11/30(金) 00:31:41 | URL | [ 編集]














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