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猫をこよなく愛し博士修行に励む日々

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アメリカで博士号をとり、近々大学の助教授となります

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Pragmatism と オバマ と 私
ソーシャルワークという学問の事について、少し書いてみたいと思います。 ソーシャルワークという分野はまだ新しく、基本的には、特にセオリーに関しては、あちらこちらの分野から借りてきたものの基盤の上にたっている状態です。 ソーシャルワークという学問をApplied Social Scienceという呼び方をする人も居ます。 ですから、社会学の影響も大きいのですが、実は心理学や政治学からの影響も受けています。 それはソーシャルワーカーという仕事の実際応用されるべき学問であるがため、その仕事内容に多く影響されているという理由からです。 カウンセリングをするソーシャルワーカーも居ますが、政治家となるひともいますし、コミュニティーに根ざした活動家となる人も居ます。 それをマイクロとマクロに分ける人も居ますが、私の中ではソーシャルワーカーはソーシャルワーカー。 基本的には、Human rights と Social justiceを理念として活動することには代わりが無いからです。

そういう新しく、そして多様化したニーズから求められる学問として、色々なアカデミックな歴史的変遷もそれなりにくぐりぬけてきています。 哲学的には大きく社会学に影響を受けています。 社会学では、世の中の『truth/真実』とはどうやって知ることができるのかという研究者としての信条を問われる事があるのですが。 その社会学的理論のアプローチの仕方は大きく二つに分かれます。 

比較的に古い『Truth』を知るための哲学的理念は『Positivism (sociological posotivism)』と呼ばれ、実験などで客観的に証明された正真正銘の事実のみが『Truth』であるという信念のうえに成り立っています。 特徴としては『実験により』ということと『真実は一つ』という考えです。

そして比較的に新しく、未だ発展途中という『Truth』をしるための哲学理念は『Social Constructivism』とよばれ、『Truth』というのは個々によって異なることがあり、それはその個人がその個人のグループ(人種、文化、言語などを共有する)とのInteractionを通して創りあげられるものである。 つまり、『Truth』は主観的であり、『真実は一つ』とは限らないという事です。 

私は博士課程にはいった一年目まではSocial Constructivistであると思っていましたし、今でも多くの『Truth』を問われる機会にはそちらよりであると思いますが、ここ二年ほどは自分は『Pragmatist』と位置づけています。

この『Pragmatist』という言葉、最近良く聞くという方もいるかと思います。 そうです、オバマ大統領は典型的なPragmatistであり、ご本人もそう言っているといいます。 『Pragmatist』とは現実主義というだけの解釈をされますが、もう少し詳しく言うと、その時の状況に合った決断を下すということです。 そして、何が一番『実利』をその時にもたらすのか、実際の効用はあるのかという事が決断の最優先に立つという考えです。 ですから、オバマ大統領は『大きな政府でも、小さな政府でもない』というわけです。 例えば、その時その時ベストの決断を考えていくわけですから、行き成り全ての国民がカバーされる『国民保険』という風に短絡的に、既に書かれていた国民総保険案に今飛びついているわけではありません。 そういう方向に向かうでしょうが、ありとあらゆる事をその時節に考慮して進んでいくと思われます。

わたしの『Truth』を知る哲学的理念は、このオバマの政治理念と同じく『Pragmatism』だと思っています。 その時その時、そしてその事柄にあわせての決断は、特に実際に社会から虐げられた人々を助ける福祉という仕事に関わる研究であれば、MUSTだと信じています。 Positivistが研究結果で『99%のConfidenceをもって、9割の人たちは○○という援助をすると生活が向上する』という結果をだしたとしても、実際の人間と関わるソーシャルワークではその残りの『一割』の人を忘れるわけにはいかないわけです。 否、その残りの一割の人こそに注目しなければならない事があります。 これが私が昔行っていたマーケティングリサーチであったなら逆なのでしょうが、福祉となると少数派にこそ目を向けなければいけない事が多々在ります。 かといって、そのPositivistの研究結果を全く無視することも出来ないのです。 客観的実験から得られた答えは、実際導入することで結果が上がることも多くあります。 ですから、Pragmatistとしては、その時の状況によってどちらもとり入れるだろうということで、オバマ大統領の言う所の『大きい政府でも小さい政府でもない』という考えと似通ってくるのです。 
どちらにしろ、助けを求める人々に影響する学問であるかぎり、その研究対象である人々の目でみた真実というものが何よりも大切となるでしょう。

きょうは前にちょっとふれていた『Truthをしる』というソーシャルワークアカデミアにおいての哲学的理念のお話をしてみました。 RAの仕事が終わり、ちょっと一休みできるときに書いてみました。
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