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猫をこよなく愛し博士修行に励む日々

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Author:riel
アメリカで博士号をとり、近々大学の助教授となります

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四十九日
父の49日が先週過ぎ、
これで子供としての最低限の責任を果たしたという安堵感を感じながら、
今更ながら、父という人物を、彼が残したものを通して追っている日々です。
親子、特に父と娘はあまり会話も無いという事が一般なのですが、
父が入院をしていた4ヶ月、毎日沢山のことを父と話すことができました。
神様からの、『今のうちに。。。』というお計らいだったのかもしれません。

親の死ということを乗り越えることとともに、
『介護』というものを、知識や聞いた話だけではなく、
しっかり自分の事として体験できたことは、
自分のこの先のプロフェッショナルな域でも役に立つのだと思います。
昔は、知らないことだからこそ、
そして、知ったかぶりで居たからこそ、介護にかかわっていた友人にも
『介護ってあーだ。 こーだ』と簡単に口に出せたのでしょう。
恥ずかしい事です。 『理屈』だけの頭でっかちであったのでしょう。
その本質、そして難度をしったからこそ、
今の私は他人さまの介護について、語ることはできません。
昔祖母が、『知れば知るほど口を噤む』といっていたのを
今更のように思い出します。
最後に夫と二人で抱きしめた父の体のぬくもりは未だに手の中にあり、
人間の『生と死』という事を、これもまた頭ではなく体で体験しています。
それは、簡単に語れないもので、胸の奥にどっしろと存在しています。

父が入院中に、インターネットで『心臓病』や『脳梗塞』に関する情報を検索し、
そこでも、『語る』という事に色々考えさせられる事もありました。
専門家たちが、本当に患者のためを思ったり、家族のためを思ったり、
又はその学問の進歩のために語り合っているサイトでは本当に助けられました。
なにせ、素人であったがために、簡単にネットで入る情報はありがたかった。

しかし、その逆に医療現場で働くさまざまな専門家達の
私的な場所での、いわゆる『患者・Client』と呼ばれる人々の詳細を記した情報や、
その専門家の方の個人的な『患者・Client』に対する主観的な感情を
吐露している場面に出くわすと、『Clientの家族という立場』の私達には
胸に突き刺さる言葉がどれほど多く読みづらいものだったか。
職場という『プロ』の場の出来事を、『私的なブログ』で専門家ではない
つまり、そのClient側の情報を詳細に知らない不特定多数の人たちと一緒になって、
まるで『お茶請け』代わりのように、『そのClientはあーだ、こーだ』と話している状況が、
どれほどその情報を発している専門家の倫理観の欠如を示しているか、
とくにソーシャルワークという倫理を追求される専門を勉強している身としては、
その気軽さに恐ろしさを感じるほどでした。

日々の仕事のうさを晴らしたい気持ちもわかるけれど、
特にプロと呼ばれる医療に従事している者は、
公私を分けるという倫理性を追求しなければならないと思う。
自分が見かけたその情報が、自分の家族が関わる情報であれば、
いくらそれが匿名だとしても、私であれば、その人の職場に通知するだろう。
それがアメリカであったのなら、倫理性に関する問題を通告する場所は幾らでもある。
人の『障害』や『健康』や『命』に関わる仕事は、それほど厳しいものなのだから。
父の看護、そして死を超えて、今年は色々な新しい事を考えさせられています。

学校のほうも、今学期はゆっくり進めるように
私のコミッティー・チェアが計らってくれました。
そんな間もぬって、先月末には州内における人権関係の学会にも参加しました。
自分の発表は無かったのですが、自分の研究に役立てる事ができそうです。
色々な意味で、公私共に卒業後のビジョンがもう少しクリアになってきています。
これも、もしかしたら父が彼の死をもって、否『生』をもって教えてくれた事が
大きな影響を与えてくれています。

まだまだ四十九日を過ぎたこの時期、父の関係で遣り残したことがあります。
諸手続きもですが、父が生前お世話になった方々へのお礼など、
これも手落ちないように、済ませていかねばと思っています。
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